……と言っても、棚に並んでいる漫画は、少女漫画も少年漫画もとっくに概して読みつくしてしまった。

失業でデイリー漫画喫茶に通ってるのがいたたまれないからって、サクラのパートだと思い込もうとしたこちら、いやですなぁ。

 思い込もうとして、はたして思い込んじゃってたこちら──

 いやなのを通り越して、もうすぐ、やっとしないと、ヤバイかもしれない。

 個室のシャッターを閉め、椅子に座った。

「はぁー」

 ……漫画喫茶でパートしようかなぁ、ふつうに。

 例えば彼女みたく。山口奈津君みたく。

 昼間ごろ起きて、朝食兼昼食を食べ、昼間ドラとワイドショーをいくぶん観てからここへ来る。すると彼女は、ざっとデイリーレジカウンターに立っておる。

 一八年くらいに窺えるけど……

 ハイスクールか?

 生徒か?

 だけど四季節前にもう仕事をしているということは、学生では薄いのかもしれない。

 ということはフリーランス?

 あぁ、でもそういえば、世間では今は夏休みの時機ですっけ。それじゃあ、何とか学生って可能性も起こる。

 いずれにしても、彼女が僕よりうんと適切人柄であることは大丈夫です。

 二十三年、失業、デイリー漫画喫茶通いのこちらよりは。

 きっと、モテるんだろうなぁ。

 笑いが素敵だし。

 働き者だし。

 ……

 山口君について考えていたら、客席に着いてから、もはや多彩が経過してしまった。

 漫画喫茶は日数との娯楽です。考え方料金のみの時給で、どんなに大量の漫画とドリンクを呑み、掴むか。
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……と言っても、棚に並んでいる漫画は、少女漫画も少年漫画もとっくに概して読みつくしてしまった。

検索エンジンに「森千歳」と打ち込むと、たくさんの森千歳が出てきた。

こちらがPCを壊してしまったことに、依然誰も気付いていない。

 漫画喫茶の自動的ドアが解くのと同時に、一目散に走って家に帰った。

 それから三太陽以下、また漫画喫茶に来た。

 レジに立っているのは、今日も山口君。

 「禁煙の、WEB客席でお願いします」

 彼女に訊ねられる前から、こちらは張りきって言った。

 あれから書屋へ赴き、調べた結局、どうもPCを壊してしまったわけではないということがわかった。

 WEBの用法もマスターした。

 だけど念のために書屋で借りた正式を持参した。

 持参した正式は二冊。

 一冊は『小中学生のインターネットで統計練習』

 二度と一冊は『康太と学ぼう! WEB』

 正式に顕れる八年くらいの男子、康太とともに学んだかいあって、順調に検索エンジンのページまでたどり着けた。

 もはやおんなじページを腹一杯表示させることもない。

「……」

 たどり着けたはいいが、これといって調べたいことも、見たいインターネットも無いことに気付いた。

 ……あぁ、なんのために書屋まで行って調べたんだろう。

 そもそもなんで、読みたい漫画も調べたいこともないのに、漫画喫茶にいるんだろう。

 物悲しい気持ちになった。

 ……そう! 気を取り直して、こちらと同姓同名の人間を探してみよう。包茎手術を受けるために知っておくことを教えます

検索エンジンに「森千歳」と打ち込むと、たくさんの森千歳が出てきた。

……あぁ、これはもう、ばれておる。

駅舎ビルの本屋に来た。ここはわたしの元バイト会社。ここでは店長に見つからないみたい、細心の注意が必要です。

 まずはレジを確認する。

 レジに立っているのは、自分がバイトしていた内からいた女子大生の稲垣ちゃんと、それから知らないメンズ。

 どうもレジに店長はいないようだ。

 稲垣ちゃんはカレッジの講話が終わった夕暮れからが仕事で、自分は夕方までが仕事だった。だから彼氏とは、会釈しか交わしたことがない。

 自分が三か月前にたちまちバイトを辞めてしまった事例なんて、彼氏は相当思っていないだろう。

 次に店内を確認する。

 ……うー、お断りなぁ。おっかないなぁ。

 見回して、店長を見つけてしまったらお断りなぁ。

 そう! 下を向いて、早足で目的の近辺まで行ってしまおう。

 新刊が平積みになっている棚の隣席を早足で街すぎ、マンガの棚を迂回して……

 次に待つのは上限難問、文芸書先

 文芸書先は、店長のスタッフだった。だから、小物取り出しや売れ残りリサーチのために店長はしばしばそこにいた。

 ここを通り過ぎれば行先の……

「森ちゃん。今日は事業はお休日ですか」

「……」

 わたしの頭より、三十センチくらい上のところから会話がした。抑揚の薄い話し方に聞き覚えがあった。

「店長!」

 顔をあげた。旦那のかけている眼鏡に、蛍光明かりの輝きが反射して……

 うっ、愛らしい。

「あっ、あの、ようこそ。おじゃましてます」リンリンの脱毛効果は?

……あぁ、これはもう、ばれておる。

よかった。ばれていない。

インターネットでも決めるかなぁ。

 ようやっと目の前にPCがあることだし。

 用法、わかんないけど。

 いよいよ……

 繋がるだろうか?

 とても、電源を付けよう。

 ──えーっと、既に付いているようだ。設定っぱなしにしておく原理らしき。

 WEB……

 WEB……

 僕がやりたいのはWEBだから……

 あ!

 ここじゃないかな?

 「internet explorer」と書かれた青い狙いが、ディスプレー上にあった。

 クリックしてみた。

 狙いの彩りが少し変わっただけで、目立った変化はなかった。

 えーい! 色々クリックしてやれ。

 プッシュプッシュプッシュクリッククリッククリッククリッククリッククリック。

 腹一杯クリックしたら、ヤフーと書かれたページが表示された。

 登場され……まくった。

 おんなじページが次々上に重なって表示された。

 いかんせん。止まらない。

 ヤフーの猛攻です!!

 こんなことなら、短大でひとつくらいPCの勉強を選択しておけば良かった。

 ……あぁ、そういえば選択したんだ。選択したけど、どうも付いて行けなくて、その勉強には三回くらいしか行かなかったんだ。

 そんなことより、いかんせん。

 これ程腹一杯おんなじディスプレーがあるのは悪い。

 何かいかにもまずい。

 だめだ。

 逃げよう!

 客席の上に置いていた鞄と勘定を掴み、レジへ向かった。

 レジの山口君は、こちらを見て不可解そうな面持ちをしたけど、あのPCを依然見ていないせいか、何も言わずに勘定を受け取ってくれた。
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よかった。ばれていない。

胸に秘訣を当てて聞いてみようとしたけれど、そのへんに秘訣を当てるとますます儚くなるだろうからやめた。

これは楽しそうですぞ。

 全国の悩める森千歳。

 その気苦労を一緒に分かち合おうじゃないか。

 初めに見たのは、図書の読者モデルをやる森千歳。

 衣服図書など、生まれてこういうかた買った事態の薄いこちらでさえ、聞いた事態のいる有名な図書。彼女はその図書の専門カテゴリーらしき。

 彼女の経歴を見た。

 身長が……

 百七十三センチもあった。

 僕はPCの前に座りながら、制限を見上げた。

 ……あぁ、こういう制限汚れてる。最後に洗浄したのって何時なんだろう。そもそも、制限洗浄って、どうしてやり遂げるのかなぁ。

 少しの放心ときの以後、彼女のトータルムービーを見た。

 身長とか、とにかく嘘です。

 そんなのムービーを見ればひと瞳で……

 わかった。彼女とこちらでは、腰に秘訣を引き当てる目的が違うということがわかった。

 こちらは小学生と中学の九通年、整列の場合、腰に秘訣を当ててきた。それは壊れ無き列を設けるという目的のための重要な勤めだった。

 だけど彼女の場合は違う。細長いウエストと長い足をこれでもかというほど力説するために腰に秘訣を当てている。

 ……あぁ、違う。変わりすぎる。

 さらに、牛乳の体積を表す数値を見て、めまいがして倒れそうになった。

 ……八十七センチって、いったい──

 果たして、何がいけなかったんだろう、こちらは。duoクレンジングバームのお試しはあるの?

胸に秘訣を当てて聞いてみようとしたけれど、そのへんに秘訣を当てるとますます儚くなるだろうからやめた。

シニアの方々に囲まれて平和自書をやる彼女の笑いは──

とっくに、じゅうぶんかなしい気持ちになってある。

 ……だけど、まぁ、日本中に大勢いる森千歳の中に、彼女のような森千歳がいたって、からっきし不可解じゃない。

 だからもう一度、容姿に恵まれすぎた森千歳のことは忘れ、ずっと、こう、なんていうか……

 ビビッ。耐える森千歳を探し、こちらが救ってあげようじゃないか。

 次に見つけた森千歳は、「内装ブローカー」という、眩しい名のルーティンワークに就いていた。

 内装ブローカー……

 よく聞くけど、いったいいかなる仕事なんだろう?

 さぞ、内装をコーディネートするんだろうなぁ。

 すごそう。

 かっこよさそう。

 ブリーフスーツとか着てそう。

 颯爽と独特を切って歩いていそう。

 そして当然ひとり暮しをして、開業していそうです。

 家生活で世帯の助けもしてないから「世帯助け」でさえない、真失業のこちらとは大不同です。

 きれいな森千歳、自立した森千歳……

 でもまだまだへこむ義務なんて弱い。

 そう。さぞ、検索エンジンで上に表示された順に見ていうのがいけなかったんだ。

 再度ランダムに。

 ランダムにこのへんを。

 こういう森千歳を見てみようじゃないか。こういう森千歳は、たいていこちらよりだめな森千歳に不同ない。

 見たのは、四クラス前に町内カラオケビッグイベントで優勝した森千歳だった。
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シニアの方々に囲まれて平和自書をやる彼女の笑いは──

あぁ、彼女とわたしの交流がこれ程つたないのは、全員舞台の力不足です。

いや、山口君、そこまで完遂しなくても……。

 山口君はレジ任務で、僕はお客様のふりをするサクラ任務。業種は違うけれど、おんなじ会社の友人ですことに変わりはない。挨拶くらい普通に交わしても良さそうな代物なのに。

 でもまぁ、『敵手を欺くには予め手足から』って発言も残る。

 あぁ、山口君は若いのにしっかりしてるなぁ。

「お客席はどうしてなさいますか」

 彼女が言った。

 またまたぁ。そんなこと訊かなくてもわかってるくせに。

 PCの用法はわからない。タバコは吸わない……だけでなく煙にむせる。

 だからたえず、「漫画の禁煙客席」を選ぶ。

 中でもレジやその脇のドリンクバーの備品から遠い客席だと相応しい。極力人間が落っこちる界隈。そのほうが落ち着く。

「漫画の、禁煙客席でお願いします」

「ごめんなさい。漫画の禁煙客席、埋まっちゃってるんですよ。WEBの禁煙客席だったら空いてますけど」

「あっ、おや、こんな……困ります。こちら、PC使えませんから!」

「大丈夫ですよ。WEB客席って言っても、目の前にPCがいるだけ何故。漫画読んじゃってて、至ってかまいませんよ」

「やっ、でも、それじゃあ宝の持ち腐れっていうか、あの……」

 山口君は口元に秘訣をあてて、フフッと笑った。ココマイスターを通販で買うならココ

あぁ、彼女とわたしの交流がこれ程つたないのは、全員舞台の力不足です。

引き伸ばしはしていなかったから、レジでトレイの上に勘定を置き、そのまま漫画喫茶の自動的ドアをボディ的中すれすれで、駆けた。

こういう森千歳はどうだ? こちらより不能か?

 「……」

 PCディスプレーに、一糸まとわぬ外観の女性が映し出された。

 ……か、彼女も、森千歳だというのか。

 彼女の公演品物として、書かれている報道は──

 それはもうすごかった。

 こちらが生まれてこういうかた、口にした事態の無いワードばかりが並んでいた。

 彼女は、アダルトビデオアクトレスらしき。

 アダルトビデオに出演するからには、男性と、あんなこととかこんなことを……

 って、幾らかこちらにはうまくバーチャルできなくて、もやのかかったフィルムではあるけれど、想像してみた。

 わからない。

 ともかく、男の人に触れたり、触れられたりやるハズ。

 それに引きかえ、ここにいる二十三年の森千歳は、いまだ何時ぞや男性とお社交したことがない。

 偶発何かの間に秘訣が触れた、なんていう事象さえ無い。

 なんてことだ。全国の森千歳の中で、僕が一番みじめ森千年じゃないか。

 もはや、同姓同名の人間の華々しい活躍を見るのはよそう。

 日に日に凹むだけです。

 明日からまた元気に生きて行こう。

 WEBなんてやらずに、漫画を読んで、とりあえずは面白く暮らそうじゃないか。

 こうしたページ、すぐさま閉じて──

 ……あれ?

 塞がれない。

 どうして?

 閉じたいのに、閉じられるどころか、次から次へと裸の女性が──

 瞳が転じそう。

 こちらは彼女たちに責められているのだろうか。胴体も下半身もあらわにした彼女たちは、こちらを責めているのだろうか。

 お前はこんなこともできないのかと。

「うわーーーーー!!」

 悲鳴をあげ、客席の上に置いていた鞄と勘定をひったくるように掴み、立ち上がった。

 

 丸々、走り続けた。秘訣に持っていた鞄が、背中とか心とかに、ばちょっと当たった。

 涙が出そうになった。

 ──でも、OK。まだ、OK。

 本屋を目指して走った。

 こちらはいま、彼と本屋で出会える。

 OK。こちらには彼がいるから。

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引き伸ばしはしていなかったから、レジでトレイの上に勘定を置き、そのまま漫画喫茶の自動的ドアをボディ的中すれすれで、駆けた。

……いやですなぁ。こうした客席いやですなぁ。

さほどわたしのコミュニケーション能力に問題があるわけじゃないんだ。だからもっと、こんな秘訣のこんです舞台はやめようよ。

 山口君は早急にこちらに勘定を譲り渡し、こちらは早急にこういうステージを離れ、仕事の持ち場にたどり着く。そうするのが二人にとって一番いいんだ。だから、早急に……。

 ──って、あれ?

 さっきの笑いとは打って変わって、今度は必ずや困ったという面持ちをして山口君が僕を見ている。

「三百八十円……」

 彼女が言った。

 彼女はどうも、私の時給のダイアログを望むらしき。

 ちゃんとわたしの時給は、彼女より大いに安っぽい。だけど、こちらはこういう仕事が愛する。果たして時給の事態なんてどうにも気にしていない。

「あの……」

 ……はい。

「三百八十円……」

 ……だからほんと、山口君も──

「前金になります」

 ……気にしない──

「者、考え方料金、三百八十円、前金になります」

 彼女はふたたび、今度はきちんと発言を区切りながら言った。

 こちらは口座の中から三百八十円を盗み出し、トレイの上に置いた。

 百円玉三枚と十円玉八枚、ぽっきり置いた。

 彼女から勘定を受け取り、それに書かれたナンバーの個室の前に立った。

 シャッターを押して中に混ざる場合、振り返るとそこにはドリンクバーの備品があった。レジからも近かった。ナースフルはこちらから!

……いやですなぁ。こうした客席いやですなぁ。